昨年の9月に、大阪宅建協会の開業支援セミナーの講師をさせていただきました。
たぶん、この事はブログに書かなかったような…。
という事で、まぁ担当の委員会の方からは賛否両論(?)(否しかなかったような気もするけど…。)あったんですが、異業種参入という点で質問などもいただきました。
まぁ、何で今更こんな話しかというと、その時受講していた方からメールをいただきました。
今も不動産業への参入を考えられているようで、「ご相談したい。」という内容でした。
名前と会社名を覚えていただいてるとは思わなく…。
「当社も浪速区なんです。」と後程の時間でお話しした方だ!という印象です。
まぁ、なかなかその場で聞けないような参入する動機など聞かせていただきました。
私なんかがアドバイスが出来るほどの経歴がある訳じゃないですが、山あり谷ありの不動産経歴。
「不動産業に未経験での参入という事で不安が。」という事でしたので、答えられるかなぁと。
「どこかに修行してからの方が良いのか?」などなど。
ホントなら、どんな世界も修行あっての仕事だと思うんですが、不動産業の場合は「業者対業者」なら可能な事など色々あるので、そんなお話しをさせていただきました。
元々建築コンサル会社のウチなので、代表者のワタシが不動産業に勤めたことがあっても異業種参入です。
そういう意味では、試行錯誤。
今考えるとウチを設立した時に、「頑張って宅建業免許も取得すりゃぁ良かったなぁ。」と考えるときもありますよ。
そうしていたら、会社が11年目。
宅建業の番号で言うと(3)と更新2回している会社だったんだなぁ。なんて思う事もあります。
そうなると、当時20代最後の歳。
上手く行っていたかどうかという事を考えると、難しい判断です。
リーマンショックで、不動産業から離れて建築にシフトした経験が、今に活きてるとも考えると、回り道も無駄じゃないとか。
そんなこんなで、「人と人のネットワーク」が必要な不動産業。
これから出会う人と、どんな感じで繋がって行くのかなぁ。と。
コロナ禍の今だからこそ、人のネットワークが大切だよなぁ。と思える事も多く。
そして、1業種だけでやっていく難しさを改めて実感し、建築コンサル部門強化と不動産ミックスをもう一度やってみよう!と、また試行錯誤の毎日。
元の話しに戻ると、こういう相談を受けるときに改めて自分が不動産業に参入して何をしたかったのかを再認識するきっかけになり、それを停止した理由などを考えると、次の打つ手をどうするのかを考えるきっかけにもなるんで、良いかなぁ。なんて思ってます。
コロナ禍で今後の状態と緊急事態宣言がいつまで続くのか定かではないので何とも言えないけど、次のオファーをいただいた。
前回の否のご意見を参考に何をどうブラッシュアップして話しをするかの組み立てを考えようと思う。