先日放送された「劇的ビフォーアフター」から

少し体調不良が続いていたので、ブログをサボっておりました。

書き貯めしていたブログ草案をブラッシュアップして、少しずつ上げていこうかと思います。

という事で、今回は少し前7/9に劇的ビフォーアフターの再放送がされていましたね。

フランスでのリノベーション事例でしたけど、覚えていたので途中まで見たんですが、最後までは…。

コロナの影響で、放送各社「再放送」とかダイジェスト版とかが多いですね。

まぁ、そんな事で「劇的ビフォーアフターから学ぶリノベーション」を考えてみたいと思います。

と言っても、「何でリフォーム?」「何でリノベーション?」を考えてみたいと思います。

これは、建築・不動産に携わるものなら至極真っ当な考え方です。

1.リノベーションに最適な建物とは

単純明快です。

マンションや再建築不可、古民家(重要文化財クラス)、連棟長屋と言ったところです。

要するに、建て直しが自己の判断ではできないもの。と考えてください。

これは私の持論ではあるんですが、戸建てをリノベーションする理由は、色々な条件で「建築不可」になってしまった敷地に建つ家など、特殊な需要だと思っています。

それ以外は、リフォームで良いんですよ。

そんな大規模なリノベーションをするぐらいなら、建て直した方が良いという事が多いんです。

それは、予算的にも同じことが言えます。

2.新築予算とリノベーション予算

当然、新築になれば必要な費用があります。

まずは、「設計料」。

戸建て住宅でも、建築士による確認申請図面など必要とします。これがどれぐらいの費用になるかによって、新築の費用がどれだけになるかが変わります。

それなら逆に、リノベーションするならどれだけの費用が発生するかというと、こちらも同様に設計費は発生しますが、法的に成約のある新築工事の場合は、確認申請費用という費用があることがリノベーションとの違いになります。

そりゃぁ、目に見えない費用にされていることも多いですよ。ただ、新築もリフォームの結果的には同じぐらいの設計費は発生しています。

だったら、「設計なんてせずに、大工さんが直接リフォームするなら発生しないじゃん!」と思う方もいるはず。

まぁ、それも無しではないですが、実際に完成時に大きな違いは出てきます。 そうじゃないと、建築士なんて仕事完成しませんから。

3.過去の仕事とリノベーション

宅建業免許を取る前は、当社のメインの業務は共同住宅のリノベーションのコンサルティングでした。

それなら、戸建てのリノベーションでも一緒じゃないか?と思うかとも思いますが、文化住宅(木造2階建てのアパートなど)などの大きさまでなると、新築の価格と違いも出てきますし、大きくは設計費だけじゃなく建築費の違いも大きくなるので、リノベーションするスケールメリットがあったんです。

実際、新築の場合5000万円という見積価格だったとすると、リノベーションでの再生であれば3500万円、4000万円など新築の8割程度以内に抑えられます。

これが戸建て住宅の場合、それほどの割合に落とせない場合も多く、新築2000万円なら、リノベーションで1800万円になるなど、新築より若干安いだけの結果になります。

それも、相当所有者の方のメンテナンス力による結果に。

建物の状態が悪いと、結果的に躯体の修繕箇所が多くなり、新築価格より高くなるという結果にならざるを得ないなんて結果にもなる可能性と思ってください。

私のこれまでの仕事の中では、戸建て住宅のリノベーションは数件ですが、連棟長屋と建築不可となったエリアだけになります。 それ以外は、リフォームですね。

「住まいを快適に、住まいに個性を!」